Neusoftが中国で初めてSEI PCMM ML3認定を取得
[2008年7月31日 中国·瀋陽] 2008年7月10日、Neusoftの劉積仁代表取締役会長兼CEOがSrinivas Thummalapalli主任鑑定者からPCMM V2.0 ML3証書を授与された。これはNeusoftが唯一の中国企業として初めてSEI PCMM ML3を取得したことを示している。
CMM(Capability Maturity Model)、即ち能力成熟度モデルは、米国のカーネギーメロン大学工学研究所(SEI)が提起し、発展させたもので、ソフトウェアの組織開発能力を改良及び評価する手法として使用している。PCMMの全称はPeople Capability Maturity Model、即ち人材開発能力成熟度モデルは主に企業計画及び人才を吸引、開発、奨励、雇用を継続する能力を高め、企業の組織能力を持続的に改良すると共に、行動指針を提供できる。
PCMMは人材開発能力を初期レベル·反復できるレベル·定義されたレベル·管理されたレベル·最適化されたレベルといった5つの等級に区分している。レベル1は管理されていない状態、レベル2は基本的人間管理プラクティス、レベル3はコアコンピタンスと労働力の管理、レベル4はチームと定量化された傾向、レベル5は継続的に改善されている。NeusoftはPCMM ML3認定を取得し、3級、即ち「定義されたレベル」——人員能力マネジメントという段階において、業務発展戦略と目標に基づき、人員能力マネジメントとワーキングチームマネジメントを実施し、社員とワーキングチームのの競争力の促進と奨励に尽力し、組織能力の量的業績管理と予測、組織能力全体の向上促進のために堅実な基盤を築いている。
SEI PCMM ML3認定取得について、当該プロジェクトの陳顕莉ゼネラルコーディネーターの説明によると、Neusoftは過去十数年間に人材開発能力の改善を高度に重視し、さらには人員マネジメントと組織プロセスマネジメント、技術マネジメントの融合を重視し、人材開発システムの持続的な改善に向けて常に業界最高標準を導入してきた。Neusoftは2001年から研究と実践において、 PCMMの各プロセス分野の実践を段階的に応用すると共に、2007年4月20日にプロジェクトグループを設置、IS事業部を選定してPCMMを全面的に実施し、成熟度3レベルの評価を行った。さらに、1年余りの実施期間を経て、SEI PCMM ML3認定を取得した。これはNeusoftが人材開発マネジメント及び能力改善分野において、高い水準を追求し、企業の長期発展に向けて人材開発能力を提供してきたことを保証するものである。Neusoftの次の目標は企業の業務プロセスと技術マネジメントをさらに一体化し、SEI PCMM ML5のレベルに照準を当て、HRマネジメントの実践と制度を最適化し、高効率、高成熟度のHR運用システムを構築し、人材、プロセス、技術の完全な融合を実現している。
東軟集団股份有限公司の王経錫高級副総裁は「優秀なITソリューション·サービスプロバイダーであるNeusoftは、大規模で高品質の人材チームを持続的に育成することが求められています。人材開発マネジメント能力は企業発展のコアコンピタンスのひとつです」と説明した。Neusoftの従業員は17年前の数人から1万3千人に増加、ヒュ-マンリソースは4000倍に拡大し、さらにこの期間に高成熟度の人材開発マネジメントシステムの構築と改善を通じて、人材開発マネジメント及び開発の各分野において、価値のある探索と実践を積み上げてきた。企業の長期発展に向けた人材開発のデリバリー能力を保証、指導力を全面的に発揮、高効率の生産力を保証する専門人材チームを組織し、企業戦略実行力の構築と向上を実現し、着実な基盤を築いた。Neusoftの今回のSEI PCMM(ML3)認定取得は、Neusoftが17年間にわたり人材開発マネジメント能力を重視してきた成果であり、中国ソフトウェア企業の人材開発能力成熟度が世界先端水準に達したことを示している。
Neusoftは品質マネジメントシステムと人材開発マネジメントシステムを持続的に改良するために業界最高標準を導入し、2000年、2001年、2002年、2004年、2007年に中国で初めてCMM ML3、CMM ML5、CMMI ML5、CMMI(V1.2) ML5の認定を取得した。品質システムの水準にしても、認定取得のスピードにしても、中国の同類組織の中でトップに位置している。Neusoftはヒューマンリソースの開発において、2004年にe-HR ヒューマンリソースマネジメントシステムを開発した。同システムは人材開発マネジメントの業務効率の向上、人材開発マネジメントフローの最適化、サービス品質の改善をサポートすると共に、人材開発に関する策定を補助することで、企業の人材開発マネジメントの進歩を推進している。 Neusoftはヒューマンリソースの開発を通じ、企業のコアコンピタンスを構築し、お客様と社会のためにより多くの価値を創造している。
NeusoftによるSEI PCMM ML3認定の取得は、2007年12月28日のCMMI(V1.2) ML5認定取得に続く快挙であるといえる。Neusoftは企業の規模化と国際化に向けて強力な人材開発を提供することを保証し、より多くの中国ソフトウェア企業のために人材開発マネジメントを展開し、貴重な経験を提供すると共に、中国ソフトウェア企業が国際市場で競争に幅広く参入していくための広大な空間を創造している。
PCMMの紹介
PCMM(People Capability Maturity Model, 人材開発能力成熟度モデル)は米国のカーネギーメロン大学工学研究所(SEI)が開発した成熟した人材開発マネジメントフレームワークであり、主に企業計画及び人才を吸引、開発、奨励、雇用を継続する能力を高め、人材開発マネジメントをめぐる改善モデルの計画と実行に向けて行動指南を提供している。同モデルはまた、組織的な人材開発マネジメント能力の向上に貢献している。米国、インド、欧州、オーストラリアなどでは、People CMMが業界の人材開発能力成熟度をチェックする共通の基準となっている。
PCMMは人材開発能力を初期レベル·反復できるレベル·定義されたレベル·管理されたレベル·最適化されたレベルといった5つの等級に区分している。レベル1は管理されていない状態、レベル2は基本的人間管理プラクティス、レベル3はコアコンピタンスと労働力の管理、レベル4はチームと定量化された傾向、レベル5は継続的に改善されている。それぞれの成熟度の等級は若干のプロセスエリアで構成され、各プロセスエリアは一連の目標を含む。これらの目標は人材開発関連のプロセス改善事例とモデルを実行することで達成されている。各プロセス分野における目標達成を通じ、企業がよりハイレベルな成熟度等級の人材開発マネジメントに邁進するための着実な基盤を築いた。
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