【2008年4月9日　中国 瀋陽】CCIDコンサルティングが最近発表した「2007～2008年中国ソフトウェアアウトソーシング·サービス市場研究年度報告」によると、中国をリードするITソリューション·サービスプロバイダーであるNeusoftのアウトソーシングの収益は1億4千万ドル、増加率40%に上り、中国ソフトウェアアウトソーシングにおいて再び1位の栄冠に輝きました。Neusoftはまた、顕著な優位性を生かし、中国ソフトウェアアウトソーシング市場の先端を走っているといえます。

CCIDコンサルティングの調査データによると、2007年グローバルソフトウェア·アウトソーシングの市場規模は560億ドル、増加率は16.7%に上りました。2007年の中国ソフトウェアアウトソーシング·プロバイダーは、人民元の切り上げ、人材資源の大規模な確保、QCDの持続的な向上などといった困難と試練を克服しました。中国ソフトウェアアウトソーシング·サービスの2007年の市場規模は20億1千万ドル、増加率は同期比で40.6%に達しました。これは、中国のソフトウェアアウトソーシング市場が世界のソフトウェアアウトソーシング市場よりも速いスピードで急成長し、ソフトウェアアウトソーシングが中国のソフトウェア企業が規模化と国際化を実現するための原動力と収益源となっていることを示しています。

中国最大のオフショアソフトウェアアウトソーシング·プロバイダーであるNeusoftは、中国ソフトウェアアウトソーシングにおいて4年連続で1位の栄冠に輝いています。CCIDコンサルティングは主に次のような優位性が背景にあると分析しています。第一に人材の優位性。Neusoftは現時点で中国最大規模のITソリューション·サービスプロバイダーであり、従業員数は13，000人余りに上ります。また、NeusoftはNeusoft情報学院を設立し、中国の有名大学と提携してソフトウェア人材のオーダーメイド育成に取り組んでいます。2006～2007年の2年間だけで、新入社員数は7,000人に上ります。Neusoftは豊富な人材基盤と適切な人材資源開発戦略を通じ、ソフトウェアアウトソーシング産業において発展していくための人材方面の優位性を維持しています。第二はマネジメントの優位性です。Neusoftは品質マネジメントとプロセス改善に傾注し、CMMレベル5、CMMIレベル5、ISO27001、CMMI（V1.2）レベル5などの一連の品質認証を取得し、プロセスの成熟度が基準に達しています。先端のマネジメントモデルと方法を通じて、ソフトウェアアウトソーシング開発の成熟度と開発の品質を向上させることによって、業務コストを削減し、開発サイクルを保証しています。第三は技術の優位性です。Neusoftはソフトウェアアウトソーシングの発展を長期的に重視し、長年にわたるアウトソーシング開発経験と技術の蓄積を背景に、世界の50社余り有名多国籍企業とソフトウェア·サービスアウトソーシング業務を展開しています。業務はカーエレクトロニクス、携帯電話、デジタル家電、DVD、金融、証券、ERP実施などの嵌込式及びアプリケーションソフトウェア分野をカバーしています。このうち、嵌込式ソフトウェアアウトソーシングに従事する従業員は5,000人近くに上ります。また、若年層のIT人材に適したの職場と生活環境を提供し、中国の瀋陽、大連、北京、上海、成都、南京などの主要都市でNeusoftの世界アウトソーシング業務基地とグローバルソフトウェアデリバリーセンターの建設に着手しています。また、日本の東京、大阪，名古屋、府中及び米国、欧州などに現地化を目指した技術サポートセンターを設立し、より大規模な国際ソフトウェアアウトソーシング業務の発展に向けて最適な空間を作り上げています。

Neusoftの代表取締役会長兼CEO劉積仁博士は、ソフトウェア·サービスアウトソーシング産業は製造業と同様に、世界中の発展途上国に相次いで進出しており、Neusoftなどの中国のソフトウェア企業にとっては貴重な発展のチャンスであると表明しています。Neusoftはお客様業務と文化の融合、プロセスの改善、きめ細かなサービスとマネジメント水準の向上を通じ、国内外のお客様に価値を創造することを希望しています。Neusoftは今後3～5年をかけて、世界の優秀なITソリューション·サービスプロバイダーに成長するために努力し続けます。