劉積仁博士、2009年CCTV中国経済年度人物を受賞
[2009年12月23日、中国瀋陽] 12月23日、「2009年CCTV中国経済年度人物(エコノミックパーソン·オブ·ザ·イヤー)」の授賞式が北京で盛大に開催された。中国最大のITソリューション·サービスプロバイダー、東軟集団(Neusoft Corporation、以下は「Neusoft」と略称、600718.SH)の代表取締役会長兼CEOを務める劉積仁博士が18人の候補者の中から「2009年CCTV中国経済年度人物」に選出された。
「CCTV中国経済年度人物」は10年間の表彰実績をもつ。受賞者とその産業の発展動向は中国経済の風向きを明確に示していると言える。今回の「CCTV中国経済年度人物」審査のテーマは「変化する情勢からリーダーを探す」であり、審査基準において「創造力」、「推進力」、「卓見力」、「責任」を強調している。
Neusoftは世界的な金融危機を背景に、より積極的な市場開拓戦略を策定し、国内外の2つの市場に同時に注力し、イノベーションによって、企業の持続的な成長を推進し、優れたリスクコントロール能力、競争力、発展に向けた潜在力をアピールしてきた。Neusoftは2009年、劉積仁博士の指揮の下で、国際市場の開拓を強化し、国際化のペースを加速した。日本市場における優位性の基盤を固め、さらに引き上げると共に、フィンランドのSESCA 傘下の関連会社3社を買収し、欧米市場におけるビジネス戦略を加速した。2009年1月~9月の国際アウトソーシングの収益は前年同期比約30%増となった。Neusoftはさらに国内市場において、3G、新医療改革、スマートグリッド、インテリジェント交通などの分野に次々と投資し、トックプラスの市場シェアを獲得した。Neusoftは医療分野のイノベーション方面において、2009年にPET、16スライスヘリカルCT、1.5T超電導磁石方式MRIシステム、線形加速器などのハイエンド医療機器4種類を発売し、このうちPETと16スライスヘリカルCTについては、中国で初めて研究開発に成功し、輸出された。
劉積仁博士は受賞の感想を求められた際に「これまでの30年間は『製造の中国』が成功を収め、世界中から注目されてきましたが、これからの30年間は『創造の中国』」、『サービスの中国』が中国国内、さらにはグローバル経済の発展へ貢献する新時代が到来します。グローバル経済の発展に伴い、中国は将来的に世界の製造拠点であるだけでなく、世界のイノベーションネットワークにおいて重要な役割を担い、グローバル経済の成長を推進する重要な原動力になると予想されます。Neusoftは今後も「イノベーションとグローバル化戦略」によって企業の発展を継続的に推進し、世界的に優秀なITソリューション·サービスプロバイダーを目指します」と述べた。